『いい加減な夜食』1~3巻の感想

小説

秋川滝美著

いい加減な夜食の感想

読書のきっかけ・目的

秋川先生が書かれた「居酒屋ぼったくり」が以前から好きで拝読していました。そのため秋川先生の別の小説も読んでみたいと思い購入しました。

本のエッセンス(内容紹介)

1巻

ハウスクリーニングのバイトをして学費を稼ぐ大学生、谷本佳乃。ある日彼女が、とある豪邸の厨房を清掃しているところ、その屋敷の使用人頭が困り顔でやってきた。

聞けば、主が急に帰ってきて夜食を所望しているという。

料理人もとっくに帰った深夜の出来事。軽い気持ちで夜食づくりを引き受けた佳乃が出したのは、賞味期限切れの食材で作り上げた、いい加減なリゾットだった。

それから一か月後。突然その家の主から呼び出されたかと思うと、佳乃は強引に雇用契約を結ばされてしまい・・・。

2巻・3巻

徐々に変化する二人の関係。変わっていく関係の中で二人や周囲を巻き込んでの変化にも注目です。

感想

個人的に好きだったのは、2巻。途中で止めることができなくてあっという間によんでしまいました。今回も秋川先生ワールド炸裂!!秋川先生の描かれる人物は、女性は頑固で自己肯定感が低い。男性は高スペック不器用な方が多いと感じています。女性が男性に振り回されていると思っていながらも本当に翻弄されているのは男性という構図はみていて面白いですし、そのために努力する姿は全女性があこがれるもののような気がします。

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